●TCP |
読み方:ティーシーピー フルスペル:Transmission Control Protocol TCPとは、インターネットで利用されるプロトコルの一つで、伝送制御プロトコルといわれ、OSI参照モデルのトランスポート層にあたります。 TCPには、受信側の処理能力に合わせて送信側のパケット量を調整する「フロー制御」、 受信したパケットの順番の間違いや破損を検出する「誤り制御」、ネットワークの混雑を検出し、 送信するパケットの量調整する「輻輳制御」の3つの基本的な機能によって通信の信頼性を高めています。 データ転送等の信頼性の必要な場面でよく使用されています。 |
●TCP/IP |
読み方:ティーシーピーアイピー フルスペル:Transmission Control Protocol/Internet Protocol TCP/IPとは、インターネットやインターネット標準の技術を用いて構築された企業内ネットワークで あるイントラネットで標準的に使用されるプロトコルのことです。 TCP/IPではデータを小さなまとまりに分割して1つ1つ送受信するパケット通信の手順が規定されており、 その手順に従うことで機器間の物理形態やOSが異なっていても相互に通信することが可能です。 1968年にアメリカのAT&T社のベル研究所で開発されたOSであるUNIXに標準で実装されたことにより急速に普及しました。 現在ではWindows等他のOSにも実装されており、世界で最も使用されているプロトコルです。 |
●TTL |
読み方:ティーティーエル フルスペル:Transistor-Transistor Logic TTLとは、理論集積回路の一種で、バイポーラトランジスタと抵抗によって構成された理論回路のことです。 TTLは1962年にTexas Instruments社が開発した理論回路のシリーズ「SN7400」が始まりで、 その後、高速版や低消費電力版等バリエーションを広げ、ロジックICの回路として普及しました。 現在では低コストでの製造、利用が可能なCMOSが登場したことにより、ロジックICはTTLに代わりCMOSがよく用いられています。 |