●RAM |
読み方:ラム フルスペル:Random Access Memory RAMとは、Random Access Memory(ランダムアクセスメモリ)の略称で、コンピュータの記憶装置に使用されます。 コンピュータのメインメモリ、物理メモリをRAMと呼ぶこともあり、現在多くのRAMが半導体素子から作られています。 RAMは情報の読み書きを随時行うことが可能ですが、電源を切ると記憶が失われるという性質を持っています。 この性質からRAMは揮発性メモリに分類されます。 電源を切っても記憶が失われない記憶装置にはROM、Read Only Memory(リードオンリーメモリ)と 呼ばれる読み出し専用の記憶装置があり、BIOS、ファームウェア等の記憶に使用されることが多く、不揮発性メモリに分類されます。 RAMの種類としては、SRAM、DRAM等が有名です。 |
●RGB |
読み方:アールジービー フルスペル:Red Green Blue RGBとは、カラーモードのことで、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3色で色を表します。 発光して色を変化させるため、3色を混ぜるほど明るい色になり白色に近づいていきます。 この方法を加法混色といいます。 主にパソコン、テレビ、携帯電話等のコンピュータ画面のカラーモードとして使われています。 幅広い色を表現できますが、コンピュータの画面上でしか表示できないため、印刷するときはCMYKに変換する必要があります。 |
●RJ-11 |
読み方:アールジェイいちいち フルスペル:Registered Jack 11 RJ-11とは、ケーブルをつなぐコネクタ形状の一つで、2線式の電話線によく用いられる6ピンコネクタのことです。 モジュラージャックとも呼ばれます。 EthernetやISDNで使われるRJ-45に形状が似ていますが、こちらの方が一回り小さくなっています。 同一のコネクタにRJ-12やRJ-14があります。 これらは4線式の電話線に用いられるもので規格が異なるため、4線式の電話線にRJ-11を使用した場合は信号上の互換性は 保証されません。 しかし4線式のものは2線式のRJ-11の上位互換であるため2線式の電話線にRJ-12やRJ-14は使用できます。 |
●RoHS |
読み方:ローズ フルスペル:Restriction on Hazardous Substances RoHSとは、EU(欧州連合)により策定された電気、電子機器に含まれる有害物質を規制するための指令であり、 Restriction of Hazardous Substancesの略称です。一般的にはRoHS指令と呼ばれます。 2003年に公布され、2006年7月に施行され、2013年1月3日に改正(指令:2011/65/EU)されました。 対象となる有害物質は、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB(ポリブロモビフェニル)、 PBDE(ポリブロモジフェニルエーテル)の6種類です。 2006年7月以降、EU域内において発売される製品へ、この6種類の有害物質の使用を除外することが 技術的に難しい製品や部品を除き、全面的に禁止されています。 また、2015年6月にはEU官報((EU)2015/863)が公示され、2019年7月22日より規制物質に新たに フタル酸4物質DEHP(フタル酸ビス(2-エチルヘキシル))、BBP(フタル酸ブチルベンジル)、 DBP(フタル酸ジブチル)、DIBP(フタル酸ジイソブチル)が追加となり、 これまでの6物質から10物質が規制されることになりました。 |
●ROM |
読み方:ロム フルスペル:Read Only Memory ROMとは、Read Only Memory(リードオンリーメモリ)の略称で、記録されている情報の読み出しのみが可能な記憶装置のことです。 読み出し専用メモリとも呼ばれます。 ROMは情報の記憶に電源を必要としない性質を持っています。この性質からROMは不揮発性メモリに分類されます。 一方、情報の記憶に電源を必要とする記憶装置にはRAM、Random Access Memory(ランダムアクセスメモリ)があり、 揮発性メモリに分類されます。 RAMは情報の読み書きを随時行うことが可能という性質を持っています。 ROMは多くの場合BIOS、ファームウェア等の書き換えられては困る情報、書き換える必要のない情報を記憶させる際に使用されます。 また、DVD-ROM、CD-ROMのように読み出し専用、書き換え不可能な記憶媒体に関しても、ROMと呼びます。 |