●JANコード |
読み方:ジャンコード フルスペル:Japanese Article Number JANコードとは、商品識別コード及びバーコード規格のひとつです。 JANとはJapanese Article Numberの略で、 国際的な共通品コードであるEANコード(European article number)の日本での呼称です。 世界の100カ国が加盟する共通商品コードの管理推進機構であるGS1で、世界共通の商品コードとして管理されています。 JANコードは商品の国名や販売元、商品ごとに固有の番号といった情報を表しています。 商品にJANコードが記載されていれば、どの企業の何という商品かということをコンピュータ等で識別することができます。 JANコードから生成されたバーコードシンボルは市販される多くの商品に印刷または貼付されています。 しかしJANコード自体は単なるコードでしかないため、単体で利用されることはなく、商品名や価格等の情報を 蓄積したデータベースシステムと連動し、検索するためのキー情報の入力作業を機械化する目的で使用されます。 JANコードは、POSシステムをはじめとする受発注システム、棚卸し・在庫管理システム等にも活用され、 商売業、卸売業、商品メーカーと流通の各段階でみられるシステムの重要な基盤となっています。 日本では工業製品の標準仕様を定めるJISが、JANコードを商品用バーコードの標準規格として認定しています。 JANコードは、財団法人流通システム開発センターの流通コードセンターが管理しており、 自社の商品にJANコードを記載したい企業は、そこに申告する必要があります。 また、継続的にJANコードを利用する場合は3年ごとの更新手続きが必要になります。 最近では、JANコードは公共料金等支払い伝票への表示、生産財への表示と利用分野が拡大し、 ますますその利用価値、重要性を高めています。 |
読み方:ジスコード フルスペル:JIS code JISコードとは、JIS(日本工業規格)が制定した情報交換用標準符号のことです。 国際標準化機構(ISO)による文字コードの国際標準の一つであるISO-2022の日本語部分にも採用されており、 ISO-2022-JPとも呼ばれています。 日本語を使ったインターネットメールでは、このISO-2022-JPを使うよう定められています。 1967年に国際規格(ISO 646)で制定された7ビット情報交換用符号に準拠しており、制御文字やカタカナから構成されています。 JISコード規格は5回改訂を行った「JIS X 0208:1997」に基づく文字コードがよく用いられます。 |