●BGA |
読み方:ビージーエー フルスペル:Ball Grid Array BGAとは、ICチップのパッケージ方式の1つで、半田による小さいボール状の電極を格子状に並べたもののことです。 ICチップと基板を接合する際によく使用されます。 パッケージの周囲にピンが飛び出していないため、実装面積を縮小することが可能です。 しかし一度取り付けるとピンがパッケージによって隠れるため、半田付けの状態を確認や付け直すことは困難になります。 Intel社のノートパソコン向けマイクロプロセッサのPentium Mや32ビットマイクロプロセッサのモバイルモバイルCeleron、 IBM社とMotorola社が共同開発したパソコン向けのマイクロプロセッサのPowerPC等に採用されています。 |
読み方:ビット フルスペル:Binary Digit bitとは、コンピュータが扱う情報の最小単位のことです。 コンピュータでは通常、8bitを一つの単位とし、1byteとして扱います。 bitは2進数の0と1に対応しており、1byteは0から11111111(10進数の255)まで表現できます。 情報理論における選択情報量とエントロピーの単位もbitを使用していましたが、これらの単位は改められ、 ビットの概念の提案者で情報理論の創始者といわれるクロード・シャノンにちなんで、シャノンと定義されています。 しかし、実際のプログラム開発現場でシャノンはほとんど使用されていません。 |
読み方:ビーピーエス フルスペル:Bits Per Second bpsとは、通信回線等で用いられるデータ転送速度の単位です。一秒間に何ビットのデータを転送できるかを表します。 例えば、8bpsは1秒間に8bitのデータを転送することを意味します。 1000bpsを1kbps、1000kbpsを1Mbpsと表しますが、メモリやハードディスク等の記憶装置ではパソコンの ソフトウェアやハードウェアの設計上の都合から1024bpsを1kbps、1024kbpsを1Mbpsと表すため注意が必要です。 正式には世界共通の十進法を原則とした国際単位系では「k」を1000、「M」を1000k(100万)と表すため、 IEEE(電機電子学会)やIEC(国際電気標準会議)等はこれらの用法に従っています。 |
読み方:バイト byteとは、パソコンをはじめとするデジタルコンピュータにおける情報量の単位を表し、 1文字のデータ量のことを表す言葉で、2進数の数字により形成されています。 一般的に1バイトは8ビットのことを表しますが、これは1バイトが8桁の2進数の数字(8ビット)から 形成されていることを意味しています。 1バイト=8ビットが広く普及しているため、注釈がない場合は1バイト=8ビットと考えられますが、 特に1バイト=8ビットを明確にする必要がある場合は「オクテット」と表現します。 一方nビットからなるバイトを表す場合は「nビットバイト」と表現します。 デジタルコンピュータ上では情報の記憶、処理、伝達に関して一般的にバイト単位で行います。 バイトを単位として使用する場合は、「B」と表現し、同様にビットの場合は「b」と表現します。 |